代官山の蔦屋での、TBS金スマプロデューサーだった角田洋一郎さんとSHOWROOM株式会社代表取締役社長の前田裕二さんのトークイベントに参加しました。

8月8日火曜日の夜は、代官山の蔦屋での、角田 陽一郎 さんと前田裕二さんのトークイベントに行ってきました。その1週間前に角田さんと立川 談慶 さんのトークイベントに参加して、お話をまた聴きたいと思っていたところ、自分の中で「仕事でも、プライベートでも、好きなことをやっていく」というのがテーマとなっていることもあり、今回も行くのを楽しみにしていました。

前田さんは、小5の時にお金を稼ぐために路上で弾き語りのライブを始めたそうです。なので、ビジネスに関わっている年数は20年になるので、ビジネス歴は角田さんと同じくらいありますよね、というお話が最初のほうにあり、「なるほどな」とその後のお話に聴き入りました。

お二人とも、自分のやりたい方向に人を巻き込みながら物事を進めていくことにとてもたけていらっしゃる方々ということもあり、そのための戦略立案と実行力はホントにスゴイと感じました。

前田さんは自分で直感で正しい信じたことをやるためには、直感ということだけでは人はついてこないので、そこに後付けでロジックをつけるそうです。

角田さんも、…TBSプロデューサーの時に、ご自分のやりたい深夜番組の企画を通す時に、それが通らない理由になることを潰すことで、反対をうけないようにもっていったエピソードを披露されていました。そこでご自分の会いたいゲストの方々にもどんどん会えるようになり、しばらくは楽しかったものの、だんだん会いたい人にご自分の番組の出演者という形でお会いすることに飽き始めてきた時期があったそうです。番組で一緒になるこはできても、お会いしたかったゲストの方が、角田さんをTBSプロデューサーという形(機能)では意識していても、一人の人間としての角田陽一郎というところまで意識して心を開いてくださらないこともあったそうです。

いろんな方に会えて、華やかなイメージのマスコミ業界の中心にいらっしゃる方がそのように感じたんだということが意外に思う反面、なるほどなと納得する部分もありました。 前田さんがアメリカから日本に戻る決断をされたことに関して、この選択が正しかったといえるためにも日本帰国後は本当に頑張ったと話されていました。私自身のことを振り返ると「どうしてこうなっちゃったんだろう」と悔やんだ時期も長かったのですが、幾つか理由はあるにせよ、自分が選択したという意識をしっかりもち、その上でその選択が正しいといえるための努力が足りなかったんだなと感じました。

お二人を対比する視点として面白いと思ったのが、前田さんはご自身をコンプレックスの塊でブラコン(お兄さんがいらっしゃる)、角田さんは37歳まで何の挫折もなく、頑張れば勝利の女神と視聴率の女神は微笑んでくれると信じていて、ファミコン(ファミリーコンプレックス)。前田さんは軸足を仕事に置くことに決めた以上、お兄様の家族がお子さんと過ごす時間を大切にしているのを見ても、自分の軸足は仕事なので、ブレないように意識されているそうです。 ほかにもお話を聴いている中で、「もっときちんと意識して行動しよう」と思わされるお話がいくつもありました。 また終盤に差し掛かった頃、近くでお食事された帰りにホームレス小谷さんがお立ち寄りになるサプライズがありました。ホントにフラッとお越しになったようです。ホームレス小谷さんの飛び入り参加で、会場が湧きました!!

このイベントでは角田さん・前田さんの以下の著書が紹介されました。

角田さんの著書
「好きなことだけやって生きていく」という提案(アスコム)
goo.gl/662WVq

前田さんの著書
人生の勝算 (NewsPicks Book)
goo.gl/nS3kpW

今回はトーク後、サイン会もあったため、その時に角田さん、前田さんはもちろん、小谷さんともお写真を撮っていただきました。 1週間前ほどにたまたまあるのを知ったイベントでしたが、気になったら足を運ぶのは大切だなと改めて感じました。


角田さん、前田さん、小谷さん、ありがとうございました。 またこういった機会にはできる限り参加できたらな、と思います。