あの銀河鉄道999の生みの親、松本零士さんとおもちゃコレクターの北原照久さんのトークショーに行ってきました

10月13日は、松本零士さん・北原照久さんのトークライブショーに参加してきました。
松本零士さんは、あの銀河鉄道999の松本零士さんです。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/銀河鉄道999

北原照久さんは、おもちゃ、時計、ラジオなどのコレクターです。

松本零士さんのお話には漫画家仲間のお話もありました。
松本零士さんは、手塚治虫さんとも親しかったそうで、手塚治虫さんの昔の作品を今でも持っていらっしゃるとのことです。すかさず北原さんが「(テレビ東京で放送中の)なんでも鑑定団に出したら、すごいでしょうね」と返されていました。
ペンネームを零士にした経緯もユニーク。
ご本名は松本晟(あきら)さんですが、晟という字を正しく読んでもらえないので、最初は「松本あきら」でデビューしたそうです。
それはそれで迫力の無い名前だなと感じて、「終わりなき」という意味をこめて「零」、サムライの意で「士」。終わりなきサムライで、「零士」となったそうです。
今日のトークは、国連世界宇宙週間のイベントの一環ということもあり、宇宙に関するお話もいくつか出ました。
スペースシャトルは、1秒で7900メートル移動するそうです。この速度だと、東京-大阪間を76秒で移動できるとのこと。
スペースシャトルで月に行くのに3日、火星に行くのに80日かかるそうです。
宇宙は果てしなく広いのだな、ということを実感できる数字ですね。
松本零士さんは、火星に行ってみたいそうです。

銀河鉄道999については、星野鉄郎などのキャラクター設定はすぐにできたそうです。メーテルのモデルは、八千草薫さんだそうです。
苦労されたことは、「何を書けばよいのか」ということだそうです。何のために書くのか目的意識を持つ。この意識がないまま波瀾万丈のストーリーを書いたとしても、読者に伝わらないそうです。
文章を書くときに、誰に対して書くかを考えて書いた方が読み手に言いたいことがしっかり伝わるという話をたびたび聞きます。そのことは漫画のストーリーにも共通する話なんだな、と気付かされました。
トークの終盤では、「涙を流すことは恥ではない。諦めることが恥」とのお言葉が松本零士さんからありました。
とても励みになるいいお言葉ですね。

北原さんからもいろいろなお話がありました。運がいいと思っていたら運がよくなる。すべては人との出会い。未来は自分の話した言葉でつくられる、など。
トーク終了後、松本零士さん、民間宇宙飛行士の山崎 大地 さんと記念撮影。

時間がなくて、北原照久さんにはご挨拶するのがやっとでした。

何か書いたり、行動するときには、その目的を考えてみよう。それが今日のイベントでの最大の学びでした。このブログ、来れなかった人にも、お話のポイントが伝わるように書こうという気持ちで書きました。その気持ちが文章に自然とあらわれるようになるまで、頑張って更新します。